「世界最大のブラック金融 」

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傘下ファンドで資金集め=非参加国の投資家に道-アジア投資銀

中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が、傘下にファンドを設け、各国の政府系投資ファンド(SWF)などから幅広く資金を集める方針を固めたことが、19日分かった。

日米などAIIBへの参加を政府が見合わせている国の機関投資家に、関与の道が開かれる。AIIBの設立直後にもファンドを立ち上げる。AIIBのファンド開設は、インフラ整備事業に投じる資金の十分な確保が目的。世界各国のSWFや年金基金に対し、AIIBでの長期的な資産運用を促していくとみられる。

出資を募っておきながら、これから組織体制の詳細を決める。
投資先も決まっていない。
融資実績もない。
当然利益なんかありゃしない。
融資案件を決めるプロセスも不明瞭。

理事会は行うが、会議ではなくメール。

AIIB設立要綱、理事会設置で実質合意=国際金融筋
国際金融筋によると、組織の透明性や公開性について、交渉国間では理事会を設置することを設立要綱に盛り込むことで合意したという。ただ、常設の組織ではなく、案件ごとに出身国にいる各理事にメールなどで承認を求めるような「非常駐理事会」とする案を中国が主張している。

本国では外貨絶賛流出中。

中国のマネー流出映す 米国債保有で首位転落
中国が今年2月、米国債の国別保有額で6年半ぶりに首位の座を日本に明け渡した。景気の減速で海外に資金が流れ出し、米国債を買う原資である外貨準備が減っているためだ。中国政府は米ドルに偏る外貨準備の運用をアジアのインフラ投資などに多様化する戦略も進めており、「ドル離れ」の動きを加速する可能性が出てきた。

おまけに貯金準備率もまたまた下げる。

中国が預金準備率1%下げ 追加緩和で景気下支え
預金準備率の引き下げは2月5日以来、約2カ月ぶり。景気の減速感が強まっているほか、海外からの投資資金の流入が細っているため、追加の金融緩和で国内の流動性を増やして景気の下支えをめざす。

欧州が加盟したからと言うが、その欧州案件はわずか25%。
中国の為のインフラ資金の集金機関になる可能性濃厚。

ハードカレンシー・キーカレンシー国家が不参加ゆえに、格付けはアジ開以下になる見込み。格付けの低い機関が発行する債権の金利はお幾らか?

集めたドルを担保に債権発行。債権経由でドルを貯めこむ。

だけど
「決済・融資は元建てで」

AIIB融資、人民元の利用を中国が働き掛けへ=香港紙
[香港 15日 ロイター] - 中国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)による融資と決裁に使う通貨に人民元を加えるよう加盟国に働き掛ける。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが15日、シンクタンク関係者の話として伝えた。また同紙によると、アジアのインフラ支援のために中国が設立したシルクロード基金とAIIBに対し、特別な基金を設け人民元建ての融資を行うよう促す。

結局、増えたドルで元を刷る。

ペッグのドルがあるから、元は暴落しない。その元で国内の景気を維持し、合わせて元の基軸通貨化を狙う。

得をするのは中国ばかり。

中国の中国による中国のための金融組織。アジアインフラ開発銀行。銀行とは言うが、その実は超ブラック金融。

これに参加しなけりゃ「孤立する」
「参加して発言権を得ろ」と騒ぐマスゴミ。

麻生財務大臣がAIIBに関して重要な発言をしても、関係ない箇所を切り取って嘲笑記事。

麻生氏、会見で海外メディア嘲り「爆笑」 世界に恥さらす
問題発言は「粛々」だけではない。麻生太郎財務相は4月3日の会見で、海外メディアの記者を「嘲笑」している。

問題のやりとりは、香港・フェニックステレビの李?(リミャオ)記者との間で交わされた。手を挙げて、自分の所属を告げると、麻生氏は「あ? フェニックス?」と言って大爆笑。記者や財務省の官僚も一緒になって笑い、その場で問題視する記者はいなかった。

「笑われる理由が分からず、からかわれた気持ちで、いたたまれなくなりました」と李さん。しかし、こらえて質問を続け、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本が参加しないことに野党から批判が出ている点について、コメントを求めた。海外メディアでなくても聞きたい話だが、麻生氏は不参加の理由を語る前に、いきなり中国批判を展開した。

「うちは野党が何でも言う。うちは共産党ではないから。共産主義ではありませんから。中国と違って何でも言えるいい国なのです、日本は。それでパクられることもありませんし、いい国なのだと私は思っていますよ」

以下にある重要な発言を無視して上記のような報道をするほうが、世界から嘲笑される。
朝日なんてこの程度の会社。

麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(平成27年4月3日<金曜日>)
答)

うちは野党が何でも言うのですよ。うちは共産党ではありませんからね。共産主義ではありませんから。中国と違って何でも言える国ですから、いい国なのです、日本は。直ちにそれで逮捕されることもありませんし、いい国なのだと、私はそう思っていますよ。しかし問題は、私がこれまでもずっと言っていることは同じで、1年半ぐらい前ですかね、これが始まって。大分前からこの話は来ていたと思いますけれども、私共はガバナンスをはっきりしてくれと。どういう基準で貸すのか、理事会の構成はどうするのだ、案件の審査は誰がするのだ、いつやるのだということを教えてくださいと。

そういうことをしない限りは、我々はそれに対してガバナンスがしっかりしない限りはとてもではないけれどもそれに参加することはできない、それが1つ。

ほかにもいろいろ言ってきましたけれども、同じようなことで、我々としてはインフラストラクチャーの投資によって環境にどういう影響を与えるかとか、いろいろなことを全部調べた上でADBも世界銀行もみんな同じルールでやっているのですから、それと同じルールでやられるのですかということを申し上げて、言い続けていますけれども、返事はまだもらったことは1回もありません。

その返事が来ない間は我々としては、少なくともそれに参加するとなったら多額の税金を使うということになるでしょうし、その出資比率はGDPに合わせるとか、アジアの地域における何かに合わせるとか、多額のお金になりますから、私共はヨーロッパと違ってこの地域にいますので、その地域においての出資比率が大きなものになる、それはイコール税金ですから、そういった意味では確実なものでないものに多額のお金を出資するということは、我々としてはガバナンスがしっかりしていない限りはできない。

ずっと同じことしか言っていません。

役所・政治家の使途不明金には大騒ぎするが、こんなにデタラメな銀行には何も言わない。2000億~3500億の税金投入なのに。

日米が孤立するほどすげー超巨大組織が「傘下ファンドを作る」とは何の冗談か。

出資する方がイカレテるとしか思えない。ADB・IMFを改良していけば良いのだ。こちらの方が本筋だし、日本がやるべきこと。

ADB改革で融資手続き短縮へ、2016年に15カ月が目標=政府筋

アジア開発銀行(ADB)の業務改革の全容が20日、わかった。融資手続きを簡素化し、手続きにかかる時間を短縮するのが柱。2012年実績では21カ月かかったが、16年には15カ月と、半年程度短縮することをめざす。

政府筋が明らかにした。改革案は、1)現地事務所への権限移譲、2)調達手続きの迅速化、3)融資の準備作業を案件の承認前に実施、4)事前評価等の手続き迅速化──を中心にまとめた。現地事務所に配属する職員の増加に加え、理事会承認後の案件管理に関する手続きの決裁権限を現地事務所に移譲する。このほか、地域局が調達に関して決裁できる上限額を1000万ドルから4000万ドルへと拡大することなどを盛り込んだ。これまで1000万ドルを超える案件は調達委員会が決裁していた。

一方、アジアで高まるインフラ整備ニーズを踏まえ、ADBは低所得国向けの基金と中所得国向けの財源を統合させる。実現すれば年間融資量は約4割増加すると見込んでいる。5月にアゼルバイジャンで開かれる年次総会までに正式発表する。実施は17年1月からとなる。 財源の統合は2013年から理事会のメンバーが複数回会合を重ね、検討を進めていた。

AIIBの問題点を追求しない、
いつも「確かに~という問題点もあるだろうが、参加しなければ~」で濁す。

憶測で参加のメリットと、不参加のデメリットを伝えるばかり。

マスゴミの報道はどー見ても異常だと思う。

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