「ウジ虫」

画像の説明 トルコがロシアの爆撃機をF-16で撃墜しました。

プーチン大統領の言っていることは全く違います。トルコ人は「トルコの領土にロシア機が入ってきた。10回にわたって警告をしたが警告に応じなかったのです。従って撃墜したのです。

とろこが、ロシアは「我々はシリアにしかいない。トルコの領土には入っていない。トルコの国境から5~6キロ離れたところにいたのだ。それがなぜトルコが攻撃をするのか」と、怒り心頭に発しています。

これは非情に複雑です。シリアには、アサド大統領がいます。アサド大統領を守るのが、ロシアです。アサドをぶっ殺して新しい政権をつくろうとしているのが反体制側です。

シリアを巡って大統領はロシア派で、「大統領を倒せ!」というのがアメリカです。アメリカは反体制側を応援しています。ロシアは、アサドを守り、ISに限らず反体制も攻撃しているのです。これでは仲良くなれません。

アメリカとロシアは、お互いにISISは攻撃するのです。これは一致しているのです。しかし、ちょっとひるがえってみると立場が全然違います。アメリカはISを攻撃すると同時に、アサドの反体制を攻撃しています。反体制の側を空爆しているのです。アメリカは「両方やっていますよ」と言いますが、ロシアから言うと、「反体制派の攻撃はあまりやっていないのではないか」と思っています。

そんな動きがあるので、中東の緊張はますます高まっていくのではないかと思います。ロシアのパイロットが撃墜されてパラシュートで脱出したのですから、生きているということがわかってよかったと思います。

しかし、すごいね。ネットの動画でみると、ロシアの攻撃はヘリコプターでやっているのです。空爆というから戦闘機で高いところから爆弾を落としているのかと思ったら、違うのです。ヘリコプターの部隊が飛んでいき、ベトナム戦争のような感じです。民家がすぐそばにあるのです。

そこをめがけてヘリコプターが45度くらいの角度で突進してバンバンバンと撃つのです。すると「うわー、来た!」とISが逃げているのです。「やられたー!」と逃げまくって、自動車についている大砲を撃つのです。猛攻撃です。

その空爆にフランスが加わるのです。イギリスもやると言っています。場合によって安倍さんは「日本も」と言いたいのでしょうね。日本の航空自衛隊も空爆に加わるのです。当然、いつでも行けるように準備はしていると思います。

ISも世界を相手に戦争をしたら、ネコの子1匹いなくなってしまうと思ってよいのです。やられます。人間は世界を相手にしたら勝てません。見方もいて、敵もいれば勝てるけれども、全てが敵に周ってしまったらダメです。

ISのやっていることは、人間として許せません。幼児の虐待、暴行、女性を売春婦にして売り払うなど、ともかく人間ではありません。手を斬りおとす、首を斬り落とす、人質を殺す、最低の奴らです。

なぜ、このような連中がわいてきたのでしょうか。まさに、ウジ虫です。人間の中に生まれたウジ虫です。そう思ったほうがよいのです。何故、ウジ虫がわいてきたのかというと、その人間が不摂生をしたからです。

健康な生活を送っている人間にウジ虫などわいてきません。ところが、不潔にしてお風呂にも入れないで、疥癬(かいせん)になって、そこにハエが卵を産み付けて、ボリボリかいているうちに、そこにウジ虫がたかってくるのです。そのような原因です。

清潔にしている人にはウジ虫などわかないのです。それをまず反省する必要があるのです。西洋の文明国側が「健康だ」と思っていたら、社会の構造が健康ではないのです。ウジ虫を吹き出す構造だったのです。

そのウジ虫が噴き出す構造の最たるものが、「1対99、99対1の法則」です。そこに歪みがあるのです。1%の人間が99%の富をとってしまうとか、そんなことは恐ろしく歪んでいます。99%の人間が1%の富で生活しているなど、どう考えてもこれは健康体ではないのです。それが本当の原因です。

そこから不平不満がおきて、「今の体制を倒さなければ」と思うのです。その「倒す体制」とは西洋社会です。「これを倒さなければ」という運動が起きてくるのです。必然的に起こってきたのです。

治療する側から見るとウジ虫がもうわいてしまっているのです。どうすればよいのかというと、徹底的にウジ虫は1匹残らず殺さなければダメです。傷だらけになり、膿だらけになり、ウジ虫を残しておいたら、また増殖してくるのです。

徹底的にキレイにしてなければダメです。そのような意味で、ロシア、アメリカ、フランスと手を組んで空爆を開始することはよいことです。徹底的にやって、殲滅してもらいたいものです。

こんな連中に生命の尊重とか、人権とかはないのです。人を人質にとり首を斬り落とし、無差別テロをやり、ISに従わない村人を丸ごと虐殺して、何万人と殺しているのです。これは人間ではありません。そう思ったほうがよいのです。徹底的にこれは殲滅しなければいけませんせん。

その代り文明社会は、1対99を改めることです。1%の人間が富をもってよいのは、せいぜい20%くらいです。1%の人が世界の富の20%を持つのなら、争いは起こりません。残った人間が80%の富を供給できればよいのです。

自分が富を独り占めにするなどダメです。やはり慈悲がないといけません。ロックフェラーは、広大な屋敷をもっています。門から車で走ると家が見えないような広大な土地に屋敷があるのです。それを100個所も持っているのです。

何故、そんな必要があるのでしょう。そこに使用人が100人、200人いるのです。使いもしないのに、全世界に広大な屋敷があるのです。そんなものは一つでよいのです。分け与えるという精神がないとダメなのです。

上が分け与えてくれれば、庶民もわかってくるし、上に感謝するのです。上がかっぱらって、「とことん奴隷にしてやる」という考えならば、第二、第三のISが生まれてくるのです。それを文明側は反省しなさい。文明の反省が大事です。

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