「潜水艦」

画像の説明 韓国と北朝鮮の軍事的緊張が高まる中、衝突を回避するため板門店で22日夜に始まった両国の高官協議は23日未明に中断した後、同日午後に再開、ぎりぎりの調整が続いた。

一方、韓国メディアによると、北朝鮮軍は協議開始前の21日以降、前線地域の砲兵を2倍に増やしたほか、潜水艦艇の7割に当たる約50隻が基地を離れ、韓国軍の監視網から消えたという。協議を有利に進めるため、軍事的圧力を強めようとした可能性がある。

協議には、韓国で安全保障政策を統括する金寛鎮(キム・グァンジン)大統領府国家安保室長と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の最側近、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長らが出席した。

韓国大統領府によると、1日目の協議は22日午後6時半(日本時間同)から23日午前4時15分まで約10時間行われた。大統領府は「最近起きた事態の解決策や、今後の南北関係発展のための方法について幅広く協議した」と説明した。

2日目は23日午後3時半に始まった。両日の協議とも開始が30分遅れたが、「北朝鮮が(韓国と30分の時差がある)平壌時間に合わせて始めた可能性がある」(聯合ニュース)という。

北朝鮮側は、韓国が11年ぶりに再開した政治宣伝放送の即時中止を要求したのに対し、韓国側は北朝鮮による20日の砲撃と、4日に韓国軍2人が重傷を負った地雷の埋設について、先に謝罪するよう求めたとみられる。何らかの南北合意文を発表するため調整が続いている可能性もある。

韓国軍は協議が始まった22日以降も、前線の11カ所で拡声器による政治宣伝放送を続けているという。

南北間では20日、北朝鮮軍がソウル北方約60キロの京畿道漣川(ヨンチョン)付近に向け砲撃、韓国軍も応射して緊張が高まっている。

互いにちょっかい出しているんだろうな・・・

コメント


認証コード5628

コメントは管理者の承認後に表示されます。