「中国人も思わず納得!」

画像の説明 日本は「世界に冠たる老舗大国」・・・

東京商工リサーチによると、2012年時点で創業100年を超える日本企業は2万7441社。一方で、中国では創業100年を超える企業は40社程度で、150年を超える企業は数社しかない。このところ、中国では日本の「老舗企業」に対する関心が高まっている。

近代以前に創業した「老舗」の場合、何をもって「企業成立」と言うのか難しい面があるが、現在も独立する企業として存続する世界最古の組織は山梨県南巨摩郡早川町の西山温泉にある旅館の慶雲館とされる。創業は705年だ。なにしろ、710年に始まる奈良時代よりも前にできた「企業」、まさに「せんとくんも、びっくり」と言ったところだ。

それ以外にも、髙松コンストラクショングループ傘下の建設会社「金剛組」は創業が578年だ。現大阪府の四天王寺建立のために聖徳太子が百済から招いた宮大工が創業したという。

創業200年を超える日本企業は、調べにもよって異なるが3000社以上はあるとされる。第2位とされるドイツの800-900社と比べても「けた違いの多さ」だ。

ところで中国で創業150年を超える企業とされるのは意外に少ない、1530年創業で漬物販売の「六必居」、1660年創業で漢方薬販売の「陳李済」、1651年創業で刃物製造の「王麻子」、1663年創業の刃物製造の「張小泉」、漢方薬販売の「同仁堂」(1669年)、冷茶販売の「王老吉」(1828年)程度だ。

中国の大手ポータルサイトの新浪網は16日、日本の酒造メーカー「増田徳兵衛商店」の紹介記事を掲載した。970-80年代に4500社程度存在した日本酒の蔵元は、現在は1500程度しかなくなってしまったという。

同社の創業は1675年だ。記事は現社長である14代増田徳兵衛氏の言葉を紹介。増田氏は「常に刷新していてこそ、企業は生きのび、発展できる」、「他人にまねのできない独自の商品を作ってこそ、老舗のブランドは長く保てる」と述べたという。

中国メディアが日本の老舗企業を紹介する場合、かならず強調するのが「刷新の継続」だ。同記事は、増田徳兵衛商店のヒット商品となった「にごり酒」を紹介。先代社長がほとんどすべての杜氏の反対を押し切って開発を断行したという。

記事はさらに、増田家では過去の失敗に学んで「投機を含め賭博的な行いはしない」、「金の貸し借りは禁止」という堅実な家風が確立していることを紹介した。

同記事が「中国企業の問題点」に直接触れたわけではないが、急成長は遂げたが堅実性に乏しく、顧客からの信頼も薄い中国企業とは「正反対の存在」として、老舗企業である増田徳兵衛商店を紹介したと読み取れる。

中国も少しずつ日本を認めてきたのか?
国民は反日とは感じないけど?

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