「どうなることやら」

画像の説明 参加57国と大騒ぎしているが、今後が見ものだね・・・・

AIIB暗雲 中国から日米マネー“流出加速” 

アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を急ぐ中国の窮状がまた一つ明らかになった。中国から日米など外資マネーの流出が加速しているのだ。日本時間17日に20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開幕した米ワシントンでも日米が一致してAIIBの不透明運営にクギを刺した。

麻生太郎財務相はルー米財務長官と会談し、AIIBに融資や組織運営などの面で国際基準を守らせるには、世界銀行など既存の国際機関との協調融資が有効との認識で一致、中国のワンマン運営を牽制した。

日米欧の先進7カ国(G7)の財務相らもG20開幕に先だち非公式会合を開き、AIIBへの対応を協議したと見られる。日米は参加見送り、英独仏などは創設メンバー入りと対応は割れたが、透明な組織運営が必要との認識では一致したと見られる。

日米など各国の中国離れも止まらない。米財務省によると、2月末時点の米国債の国別保有額で、日本が中国を抜いて2008年8月以来6年半ぶりに首位になった。

これまで外資マネーが大量に流入してきた中国当局は、過度の人民元高を抑制するために米国債を購入してきたが、景気減速を背景に中国からの資本流出が加速しており、米国債を購入する必要性が低下していることが背景にある。

中国商務省が発表した1~3月期の対中投資の統計でも、日本から中国への直接投資実行額は、前年同期比12・3%減の10億6000万ドル(約1260億円)。米国から中国への投資も40・4%減と大きく落ち込んだほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)からの投資も31・2%減った。

外資の流出を受けた中国は、人民元の拡大を急いでいる。ロイター通信は、中国がAIIBによる融資と決裁に使う通貨に人民元を加えるよう加盟国に働き掛けると報じた。中国が設立したシルクロード基金とAIIBに対し、特別な基金を設け人民元建ての融資を行うよう促すというが、中国主導の組織で融資体制も不透明、使う通貨が人民元という銀行が信頼を得られるかは不透明だ。

中国はこうした疑念にどう答えるのか。

習近平の野望はどこかで崩壊する。歴史は繰り返す・・・・

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