「危ないAIIB問題」

画像の説明 中国主導のAIIB問題は、絶対に加盟すべきではない。

建国60年未満の国が世界の主導権を持つなんてどのように見ても危なすぎる。自国内の民主化はおぼつかず、公金横領の官僚は国外逃亡、共産党一党独裁は遠からず大変革を迎えるだろう国の、通貨をドルと同じような基軸通貨にするなんて土台無理な話である。現在の基軸通貨ドルはアメリカだけのドルではないということから勉強すべきだ。

1944年ニューハンプシャー州ブレトンウッズにて戦勝国連合が(まだ戦争が終わる1年前)戦後体制に必要な資金を発行する必要を主に通貨体制の構築を決めた。

麻生財務相、米・ルー財務長官とAIIB参加見送り姿勢を再確認

訪米中の麻生財務相は16日、アメリカのルー財務長官と会談し、AIIB(アジアインフラ投資銀行)への参加について、見送る姿勢をあらためて確認した。

麻生財務相は「AIIBについて、国際的に確立したスタンダードに基づくことが重要ということで、一致をしています」と述べた。
ルー財務長官と麻生財務相は、57カ国が参加するAIIBに関して、公正なガバナンスの確保など、国際基準を満たすことが先決との認識を確認した。
このあと開幕したG20(財務大臣・中央銀行総裁会議)で麻生財務相は、「今後も経済再生と財政健全化の両立を目指す取り組みを着実に進めていく」との姿勢を表明した。
G20の過半数の国が、AIIBへの参加を決めていて、17日の会議でどのような議論が交わされるか、注目されている。

「国際的に確立したスタンダード」というのは、融資の審査など、融資の意思決定に関することだ。
これまでの情報ではAIIBはあまりにも常識外れとなっている。

支那では、マンションを建設中に、そのマンションが売れないことが分かると、平気で建設業者が途中でやめて放り出し、多くのマンションが未完成のまま放置されている。
AIIBの融資などに関する意思決定については、理事会は、常設の組織ではなく、案件ごとに各理事にメールで承認を求め、承認させるという出鱈目ぶりだ。

これでは審査とはいえない。

近年の支那国内と同様に、採算を度外視し、土地確保のために人権を無視して住民の住居や農民の土地を取り上げ、環境破壊もやりたい放題やりまくるインフラ事業(プロジェクト)に融資することになる。

支那は、そのようなインフラ事業(プロジェクト)への融資の意思決定について、十分な審査や説明や議論が行われないまま、メールによる各理事への承認要求で形式的に済まそうとしている。

結局、AIIBへの出資国は、それぞれの国民の税金をドブに捨てることとなる。あとは、せいぜい支那の高速鉄道や原発をアジア各地に輸出することに悪用されるだけだ。

また、投資比率も、明確ではない。

投資金額は、GDPに比例するとされているため、支那が100億人民元出資したと宣言すれば、日本もGDP比に応じた人民元を強制的に出資させられる。

ただ、出資国には、調査権限がないと言われており、本当に支那が100億人民元を出資したかどうか確認できないという。

結局、出資国の権利は、全く保護されていない。
日本は、お財布、ATMとして利用されるだけになる。

さらに、インチキマスゴミは「日本がAIIBに参加しないと、AIIBが融資する事業に日本の業者が参加できなくなる」などと言ったりするが、日本が最大出資国となって総裁ポストを握っているADB(アジア開発銀行)が融資する事業の入札でさえ日本企業の落札割合は0・5%にすぎない。

おそらく、今頃、イギリスやドイツも「ヤバイ」と思い始めている頃だろう。

G7 AIIBが人権侵害や環境破壊企業へ融資を実行することを懸念
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G7 AIIB参加判断の統一基準作成で合意(昨年夏)
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今年2月 英国が5月の総選挙対策のため、抜け駆け加入を狙う
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独が欧州の結束の乱れを懸念し、必死に英国を説得
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3月 理事会の権限強化等のルール作りの最中に、英国がいきなり参加表明
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中国のインフラ整備で鎬を削る独仏伊も雪崩を打って参加表明
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呆れる日米加  「人権侵害とか環境破壊とかの案件、どうすんだよ!」
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理事会? 常設じゃないアルヨ 本部は中国 他国とのやり取りはメール
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呆然とする英独仏伊  「ちょ、やっぱヤバイんじゃね、ここ?」
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G7 改めて緊密な連携を確認   

現在、支那から日米マネーの流出が加速しており、支那は窮地に立たされている。

アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を急ぐ中国の窮状がまた一つ明らかになった。中国から日米など外資マネーの流出が加速しているのだ。日本時間17日に20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開幕した米ワシントンでも日米が一致してAIIBの不透明運営にクギを刺した。

麻生太郎財務相はルー米財務長官と会談し、AIIBに融資や組織運営などの面で国際基準を守らせるには、世界銀行など既存の国際機関との協調融資が有効との認識で一致、中国のワンマン運営を牽制した。

日米欧の先進7カ国(G7)の財務相らもG20の開幕に先だって非公式会合を開催。AIIBへの対応を協議したもようだ。日米はAIIBへの参加を見送り、ドイツなどは創設メンバーに加わって対応が分かれたが、透明性のある組織運営が必要との認識では一致した。

日米など各国の中国離れも止まらない。米財務省によると、2月末時点の米国債の国別保有額で、日本が中国を抜いて2008年8月以来6年半ぶりに首位になった。

これまで外資マネーが大量に流入してきた中国当局は、過度の人民元高を抑制するために米国債を購入してきたが、景気減速を背景に中国からの資本流出が加速しており、米国債を購入する必要性が低下していることが背景にある。

中国商務省が発表した1~3月期の対中投資の統計でも、日本から中国への直接投資実行額は、前年同期比12・3%減の10億6000万ドル(約1260億円)。米国から中国への投資も40・4%減と大きく落ち込んだほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)からの投資も31・2%減った。

外資の流出を受けた中国は、人民元の拡大を急いでいる。ロイター通信は、中国がAIIBによる融資と決裁に使う通貨に人民元を加えるよう加盟国に働き掛けると報じた。中国が設立したシルクロード基金とAIIBに対し、特別な基金を設け人民元建ての融資を行うよう促すというが、中国主導の組織で融資体制も不透明、使う通貨が人民元という銀行が信頼を得られるかは不透明だ。

中国はこうした疑念にどう答えるのか。

中国商務省が発表した1~3月期の対中投資の統計でも、日本から中国への直接投資実行額は、前年同期比12・3%減の10億6000万ドル(約1260億円)。米国から中国への投資も40・4%減と大きく落ち込んだほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)からの投資も31・2%減った。

支那から日米など外資マネーの流出が加速しているのは、AIIBとは関係なく起こっていたことだった。

「撤退を検討」が急増、日系企業の中国拠点に異状あり

日系企業の中国拠点に異変が起きている。これまで続いてきた人件費の高騰に加えて、急速な円安、すなわち人民元高が進んだことで、中国から撤退する日系企業が相次いでいるのだ。中国拠点を維持している日系企業でも、中国人従業員による不正に苦しむところは少なくない。

ヨーカドー閉店、シチズン工場閉鎖…中国の「外資撤退ブーム」本格化?―中国紙

本来であれば、最初から支那などに投資すべきではなかったのだが、ここにきてようやく「もう支那はヤバイ。バブル大崩壊が近い」と気が付いたのだろう。

結局、支那では、殆ど儲からないまま、従業員などに対する多額の補償を払わされて、最後は損をしているはずだ。

外資の流出を受けた中国は、人民元の拡大を急いでいる。ロイター通信は、中国がAIIBによる融資と決裁に使う通貨に人民元を加えるよう加盟国に働き掛けると報じた。

中国が設立したシルクロード基金とAIIBに対し、特別な基金を設け人民元建ての融資を行うよう促すというが、中国主導の組織で融資体制も不透明、使う通貨が人民元という銀行が信頼を得られるかは不透明だ。

支那主導の組織で融資体制も不透明、使う通貨が人民元という銀行が信頼を得られるわけがない。

AIIBについては時間が経てば経つほど次々とボロが出てきており、参加を見送った日本の判断は本当に正しかった。

こんなAIIBに参加するくらいなら、アジア開発銀行(ADB)を強化して、円をアジアの基軸通貨にするべきだ。

マスゴミや売国政治屋は大きく恥をさらすのは時間の問題だね・・・日米が参加する時は内容が大きく変わってADBとの協調ということだろう。

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