監獄でも特権階級・・・

画像の説明 中国の習近平国家主席が主導する反腐敗キャンペーンで、元最高指導部メンバーの周永康氏ら多くの共産党高官が失脚した。

今後、次々と開かれる裁判で汚職などの罪で重い刑が下される可能性が高い。

監獄でも「アワビ」「フカヒレ」、中国高官は囚人になっても超豪華生活…出獄後の市民生活に「監獄に戻して」の元高官もいるそうだ・・・?

彼らは犯罪者というよりも、権力闘争の敗者であり、ほかの囚人と違って、刑が確定すれば、北京郊外にある高級政治犯を収容する秦城監獄に集められる。中国の場合、一旦共産党の高官になれば、犯罪で投獄されても、特権階級であることに変わりはなく、獄中での生活は一般市民の暮らしよりずっとぜいたくである。

数ある刑務所のなかで、秦城監獄は中国で唯一、司法省の管轄下ではなく、公安省が直接管理している場所として知られる。

中国メディアによれば、秦城監獄に入るには、元局長級以上幹部という条件があり、現在は10人以上の元閣僚級幹部が収監されている。服役囚はほかの刑務所のように工場などに労働にかり出されることはない。元党幹部や官僚たちは、失脚前の地位に応じて、部屋の大きさが異なり、最大は20平米以上もある。施設はホテルなみで、新聞や雑誌を読むことができるし、回顧録を執筆することも可能。毎日午後、2時から9時までテレビを見ることができる。

食事も一般囚人と違って豪華なもので、昼と夜を問わず、肉料理や野菜料理を含むおかずは3品以上、スープと果物もつく。お正月や中秋節などは、ホテルのシェフによるアワビやフカヒレなどの高級食材を使った料理が振る舞われる。服役囚たちの最大の不満は、彼らが知る党内の秘密の漏洩(ろうえい)を防止するため、ほかの囚人を含め、他人と自由に交流することが原則的に禁止されていることだ。毎日の散歩も単独で行われなければならないというのが辛いという。

1971年秋に失脚し、反革命罪で懲役16年の判決中国人民解放軍兵站部門のトップを務めた邱会作・中将が、1981年に保釈され、秘密を漏らさない、政治活動に参加しないことを条件に妻の実家がある西安市に戻り、一般市民として暮らすことが認められた。

しかし、西安に着いた邱氏は、新居に暖房も風呂もなく、近くに医療施設もないことを知り、同行の警察官に対し「秦城監獄に戻してくれ」と懇願したという有名なエピソードがある。

秦城監獄は旧ソ連の専門家の助言を得て、1950年代に完成した。皮肉なことに建設責任者だった元北京市公安局長の馮基平氏が、その後失脚し、1966年から75年まで9年間この監獄に投獄された。1970年代後半に、名誉回復され、政治的復活を遂げた。実は、馮基平氏と同じような経験も持つ人は少なくない。

山西省出身の薄一波・元副首相もその1人で、文化大革命期間中など、秦城監獄を含む複数の刑務所で10年以上も過ごしたが、69才の時に出獄し、その後、党長老として政治の中枢で20年以上も大きな影響力を持ち続けた。

薄一波氏の息子の薄煕来・元重慶市党委書記は2012年に失脚し、汚職などの罪で無期懲役の判決を受け、現在は秦城監獄に投獄されている。2014年に失脚した周永康氏や徐才厚氏などはみな、薄煕来氏と親交があったとされ、政治的に同じグループである。

このニュースを読んで日本はどうなのか?・・と思ったが・・・わからんね???
攻めるほうもいつかは自分に降りかかるから思い切り極刑にできないのかな??。

所詮、権力闘争だね・・・目くそはなくそレベルだよ。

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