中国人による開発は今後認可しない、

画像の説明 済州島知事が発言―韓国

2014年12月20日、澎湃新聞網は記事「韓国・済州島が中国人による開発を禁止へ=環境破壊を懸念」を掲載した。済州島の元喜龍知事は韓国紙・中央日報の取材に答え、今後は漢拏山での中国人による開発を許可しない方針を明らかにした。

観光を主力産業とする済州島ではさまざまな独自政策が採用されている。その一つが投資移民だ。5億ウォン(約5430万円)以上の不動産を購入した外国人には永住権が与えられる。これに目を付けた中国企業が不動産開発を行い中国人に売却するビジネスに進出している。沿岸部ではなく土地が安い漢拏山の中腹部でのコンドミニアム建設が盛んだ。

しかし大規模に森林を伐採して行われる建設は環境破壊につながるのではないか、水源を破壊してしまうのではないかとの懸念が広がった。今年7月に当選した元喜龍知事は行きすぎた振興策を是正する方針で、今後は中国人による漢拏山開発を認可しないと発言した。ただしすでに認可されたプロジェクトを差し止めることはないという。

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