「なりすまし日本人」に油断するな! 

画像の説明 本年が皆様にとってよい年となリますよう心よりお祈り申し上げます。

産経新聞3日の「正論新春対談」の中で秦郁彦先生が「吉田氏の強制連行にはじまり、アジア各地に出かけて元慰安婦を探し出し、裁判所に持ち込んだ弁護士、国連人権委員会で慰安婦を性奴隷と呼びかえるべきだと訴え、実現させた弁護士も、僕はなぜそういう自国を貶めるようなことに熱中する日本人がいるのか、不思議でならない。他国なら社会的制裁が下るはずなん
だけど、日本ではそうでない。むしろメディアは持ち上げてしまう」と語っています。

実は私も20数年も前から、自分の国を、こともあろうに悪しざまに罵る人たちを不思議な気持ちで眺めていました。自分が生をうけて育てられ守られている自分の国を重んじるのは、最も自然な人間の道であるのに、なぜ自国を愛することの出来ないのか、とても理解できませんでした。

しかし数年前にその謎が解けました。彼らの多くは純粋の日本人ではないからです。いわゆる国籍をとり日本名に変えた在日外国人だからです。

その「なりすまし日本人」に徹底的に利用されたのが「進歩的文化人」と称される人たちです。進歩的文化人には2種類が存在します。一つは戦後左翼の顔をしたほうが得だと察して、計算のうえ、売名のために、社会主義者ではない社会主義的な言動を売りにして生計を立ててきた営業左翼の人たちです。

2つ目は左翼イデオロギーにずっと身を浸してきたひとたちです。この人達の愚かなところは共産主義の本質を見抜けなかった、つまり革命幻想という幼稚な理想主義に染まったまま、そこから抜け出ることが出来なかった人たちです。

つまりマルクス・レーニン主義を勉強した結果、共産主義対資本主義という一面的なイデオロギー対立の図式として解釈するだけで、その実態を見誤ってしまった。

それではその実態とは要するにソ連と敵対する国々を弱体化させる戦略としてスターリンは共産主義を使ったのです。スターリンは各国の共産党を利用するためにコミンテルンがモスクワで組織されました。そうしたコミンテルンから撹乱・破壊指令を受けて実行するというのが、日本の左翼運動の出発点でした。

日本の映画やテレビドラマを見ていますと共産主義者を善、それを捉まえる憲兵を悪という描き方をしています。しかし共産主義者はコミンテルンの指示を受けて日本社会の弱体化、体制破壊を企てる愚かな人たちだったのです。日本共産党は日本国民の利益のために何かをする組織ではなく、ソ連の国益に奉仕するための運動体でした。

当然日本政府はストライキやデモなどを頻発させて内部を撹乱させる共産主義者を必死になって取り締まるのはあたりまえのことです。スターリンはこのような謀略を各国で仕組んだことは歴史的事実です。

マルクス・レーニンの理論を信じた共産主義者たちは共産主義の本拠であるソ連の利益を図ることが、世界のため、人類のための貢献だという考えになってしまった。

世界を共産主義化することが絶対的に正しいと信じてしまえば、そのためには祖国の機密を敵対国に売る行為もまた正義の極地であるということになってしまう。ソ連に平然と日本国を売り渡すことに何の後ろめたさを感じなかった尾崎秀美(ソビエト連邦の諜報組織「ゾルゲ諜報団」に参加し、スパイとして活動)のような人物が出来上がります。

しかし人間平等の極地を実現するはずの共産主義が、実際には世界史上に空前の圧制と虐殺を生み、平等どころか極端な格差社会を作ってしまった。資本主義に対抗して生まれた社会主義の実験はソ連崩壊によって世界各国の社会主義の建設の熱は冷め制度は崩壊した。

ところが日本ではいまだに左翼イデオロギーにずっと身を浸けたまま、マルクス主義から抜け出ることが出来ない人たちがいます。大学教授たちが顕著です。日本の大学は未だに国公立を問わず多くが左翼の巣窟になっています。

戦後、学界では左翼の衣を着ている方が出世の早道だったのです。これが大学世界の風潮にとどまっているだけなら、さしたる問題はなかった。しかし、世間から尊敬されている大学の教授たちがそろいもそろって、社会主義的、共産主義的な言動を繰り返せば、その影響は計り知れない。

それらの教授の元で育った学生たちが言論界・マスコミ‥教育界に入っていき主導権を握っていったのです。だが、戦後日本社会では一般の人たちは共産主義に対する警戒心が強かったので、左翼的な価値観が日本社会の根幹を動かすような力を持つことはなかった。

言論界・マスコミ・教育界にはいって主導権を握っていった左巻きの人たちも、社会に対しては保守的でした。なぜなら自分たちの豊かな生活を支えているのは現代の制度だからです。だから現代の制度を脅かすものがあれば本能的に改革には抵抗します。彼らは今日のルールのおかげで現在の地位にあることを知っているからです。

そこで彼らは決して本音を吐かず、言わんとする中心部分を絶対にはっきり言葉にだして言い表さない。つまり「イデオロギー対立の時代は終わった」という物言いで自分たちのことを「リベラル」と称してソフトムードにカモ
フラージュしていきました。

この人達にそっと微笑とともに近づいてきたのがテレビ局や新聞社などでそれなりの地位を得た「なりすまし日本人」たちです。この時点から中国・韓国を「日中友好」「日韓友好」というフレーズで密かに応援する人たちが増えていきました。

日本の政界・学界・テレビ局・新聞・言論界には、朝鮮人だけれども日本で生まれ、創氏改名で日本人になったインテリが多く存在しています。特に影響の強い新聞、テレビ局、政界に多くの在日外国人がおります。

30数年前ある事件をきっかけに民団・総連に脅かされてその手打ちに、無試験で「なりすまし日本人」を年2~3人入社させることを了承しました。その人たちが各局で偉くなり支配権をにぎってきました。

また「なりすまし日本人」の中には民団や総連の資金提供を受け当選した政治家が多くいます。2009年7月21日、衆議院が解散。絶対安定多数を超える308議席を確保して、民主党は遂に日本を乗っ取りました。民主党の3分の一は「なりすまし日本人」だと言われていました。

当然外人である「なりすまし日本人」には愛国心の欠片もありません。天下を取った民主党は、日本国を弱体させるため、発展を妨害するための施策を、日本のためと称して数々行いました。

まず事業仕分けで日本の国際競争力を弱めるために、科学技術振興費用削減、

宮崎県で発生した牛、豚、水牛の口蹄疫の流行で初動が非常に遅く、東国原宮崎県知事や自民党からの再三の働きかけも無視、感染源の経路、拡大した原因などは未解明のまま放置、当時感染源は韓国と言われていました。

菅首相は当時の2010年8月10日に日韓併合100年に際して公表した首相談話では、村山談話がアジア諸国に対するお詫びであるのに対し、菅談話では韓国のみに対するお詫びをしています

また日本政府が保管している朝鮮王朝儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書について、菅首相は韓国に渡しています。またその年に中国漁船衝突事件では逮捕した船長をあっさり釈放しています。

彼らの言動をよく注視すれば中国や韓国の日本たたきと連動していることに気がつきます。つまり「なりすまし日本人」たちが新聞やテレビ局に入り自民党を攻撃したのです。

ところがここ数年中国の尖閣での恒常的な領空領海の侵犯、南シナ海での領有権拡張など中国の国際規範無視の荒っぽい危険な行動に日本人もやっと目覚めました。

また韓国の朴槿恵大統領は、就任以来、日本に対し「過去を直視せよ」とせまり安倍首相都の会談も拒否し、商売である従軍慰安婦を性奴隷と決めつけたり、軍による強制連行説を捏造したり、慰安婦像をあちこちに立てたりして日本の名誉を傷つけ、外遊のたびに日本の悪口を言う告げ口外交で日本をかぎりなく貶めてきました。

ここに至って日本人も「敵は誰か」をはっきりと認識することができました。日本のリベラル系の人たちや「なりすまし日本人」たちは、敵を認識できた日本人に向かって中国や韓国を弁護することが出来なくなった。

そこで戦術を変えて「集団的自衛権」「秘密保護法」などに反対して日本を無防備国家にするつもりです。秘密保護法とは、防衛、外交、スパイ防止、テロ活動防止の4分野で、安全保障に支障を来す恐れのある情報を「特定秘密」に指定することが柱の法律です。

日本を裸にさせたがっているリベラル派は集団的自衛権や秘密保護法の問題点をすり替えて、いかにも戦争を誘発させるような物言いで反対しています。日本を弱体化させることに熱心な「なりすまし日本人」が支配するマスコミも
反対に協力しています。

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