米国軍隊の朝鮮半島からの撤退

ススキ新着 2016年はもう直ぐだ、どうなるのか?

「同盟国日本を敵視し、非難を繰り返す韓国を助ける意味があるのか」国防総省や米軍人の間で批判強まる

米国防総省の首脳、特に韓国に駐留したことのある陸軍幹部や兵隊らの間に、韓国が米国の軍事同盟国・日本を あまりにも敵対視しているため、「中国軍の侵略に備えて米軍を朝鮮半島に駐留させておくことに意味があるのか」 といった批判が強くなっている。

先日、ハドソン研究所で開かれた会議で北朝鮮問題のベテランが次のように述べた。

「米国は、日米安保条約に基づいて中国による南シナ海や尖閣諸島に対する侵略に備えている。同時に約3万人の 米軍を韓国に駐留させ、中国の朝鮮半島侵略に対抗しようとしている。だが、米国が助けている韓国は、 米国の同盟国である日本を敵視し、非難をくり返しているのはおかしい」

米国は2000年代、ブッシュ第1期政権時、当時のラムズフェルド国防長官が「南北朝鮮の内戦には関わらない」 と決め、米軍の主力を朝鮮半島の南へ移動して以来、韓国軍を強化し、北朝鮮の侵略に対しては韓国に独自の力で 対応させる方針を決めた。

その後、ブッシュ政権は2016年までに米軍をすべて朝鮮半島から引き揚げる検討を始めた。だが、中国の朝鮮半島侵略を恐れる国防総省の一部や保守勢力の間には、「在韓米軍を残しておくべきだ」 という意見も多かった。

ところが、最近は、米軍を韓国から撤退させ、「北朝鮮の侵略には、韓国軍だけで対処するのが当然だ」という声が強くなってきている。

朝鮮半島有事については以前、米太平洋軍のロックリア司令官がこう述べたことがある。

「日本政府は朝鮮半島情勢に冷淡で、有事の際に日本に駐留する米海兵隊や航空兵力による支援活動に支障が出る恐れがある。日本政府の態度は、実際に朝鮮半島の軍事情勢に悪影響を与えている」

このニュースの意味するものは何でしょう?確かに日本と米国は同盟国です。だから、このような発言が米軍関係者から出たとしても不思議ではない。しかし、これは額面通りには受け取れません。

「同盟国日本を敵視し、非難を繰り返す韓国を助ける意味があるのか」

米国は2016年には朝鮮半島から撤退することを決めています。韓国は見捨てられると言う事です。だから韓国は共産中国に擦り寄っています。北朝鮮の暴発を中国共産党の指導部に抑えて欲しいからです。

実際に米軍の韓国からの撤退が始まれば、米国における韓国系米国人が「韓国を見捨てるな!」と運動を展開することは明らかです。

その時の為にこの韓国における執拗な対日批判が利用されるかも知れません。米軍撤退の言い訳の方便とされるかも知れないと言う事です。

現在の韓国政府は対日批判を繰り返すことによって、共産中国と同盟を結び北朝鮮を牽制しようとしている。対して北朝鮮は拉致被害者の調査開始などで日本に接近しています。

2016年に直ちに北朝鮮が韓国に対して戦争を仕掛けることはないでしょう。しかし、偶発的な戦争の危機はこれまで以上に高まります。又、韓国国内にいる北朝鮮シンパによる工作活動が激化するとも考えられる。

朝鮮半島の情勢は一気に緊張が高まります。日本ではそのことが意外にも深刻に考えられていないようです。国内において韓国系の民団と北朝鮮系の総連の動きも今後きな臭くなるのではないか。

北朝鮮の侵略に対しては韓国に独自の力で 対応させる方針を決めた。

果たして韓国は独自で防衛を図れるのか?確かに兵器の近代化においては、韓国と北朝鮮との間には大きな差があるかも知れないが、北朝鮮には核兵器とミサイルがある。これを北朝鮮がもしも使用したら、韓国は甚大な被害を受けざるを得ない。

北の独裁金王朝が自分たちが滅んでしまうと考えた時に、核ミサイルの発射ボタンを押すことに果たして躊躇するだろうか。私は間違いなく全面戦争を行うと予測します。

「北朝鮮の侵略には、韓国軍だけで対処するのが当然だ」という声が強くなってきている。

これは米国が韓国を見捨てると言う事でしょう。韓国もこの点を自覚始めたのではないか?だからこそ共産中国との連携は韓国にとっては死活的に重要なことになる。

中韓反日同盟がそう簡単に日本攻撃を止める筈がない。特に中国共産党は「日本軍をシナ大陸から追い払った」という大義だけで、共産主義独裁政権を正当化している。中国共産党にして見れば、反日の旗を降ろすことは自分達の存在を危うくすることにもなる。

その中国と同盟を結び日本批判を繰り返す韓国に、米軍関係者は本気でキレてしまった。米軍の撤退は着々進められており、これが覆ることはない。2016年と言ったら後二年しかない。

その時に一体何が起きるのか?そのことを考えただけで背筋が凍りつくようだ。でも、昔とは日本も変わった。かつて韓国を友好国、共に共産主義と戦う同盟国と思った時代もあった。

しかし、今の日本に韓国を同盟国などと思う日本人は一人もいないだろう。北朝鮮とどうなろうが、知ったことではない。朝鮮半島で戦争が起きようが誰も心配などしない。ただ、難民が大量にやって来そうなので、そのことだけを心配している人は多いのが現実である。

ところで、韓国にはこんな元軍人もいます。

2016年以降は日本と戦争になる―韓国軍人会諮問委

◆日本との戦争に備え、十分な対日不足戦力を確保するまで韓米連合司令部の解体を延期することも提案済みだ

日本の挑発は2016年以降になるだろう。韓米連合軍司令部が2015年12月に解体されるからである。敵国(日本)よりも優れた戦力が必要だ。想定するシナリオは、日本の右翼勢力が複数隻の船舶に分乗して奇襲的に独島に上陸する。

これを保護する目的で、海上保安庁の巡視船と海上自衛隊の艦艇が出動する。

しかし、我々の海軍力は日本の1/3レベルであり、空母もない。そして、イージス艦、駆逐艦とフリゲート艦、潜水艦、輸送艦(揚陸艦)、海上哨戒機/ヘリコプターすべて日本に劣勢だ。

我々が日本との戦争に備え、戦争に十分な戦力を確保するまで韓米連合司令部の解体を延期することも提案済みだ。

コメント


認証コード4075

コメントは管理者の承認後に表示されます。