中国の裏切り警戒?

画像の説明 北朝鮮軍が中朝国境に戦車配備

北朝鮮が、中国との国境地帯の両江道に創設した第12軍団に戦車と装甲車をそれぞれ数十台配備したことが分かった。2010年に創設された第12軍団は、有事に際し、中国軍の動きに対処する部隊とされている。

対北朝鮮消息筋によると、両江道地域には本来、戦車が1台もなかったが、これまでに80台が配備された。また、装甲歩兵部隊の第42旅団、放射砲部隊の第934旅団、特殊戦部隊の第43狙撃旅団などが配置され、第12軍団は攻撃型の部隊へと転換したという。両江道三水郡にある第42旅団には近く「駿馬-リウル」と呼ばれる新型装甲車約80台が配備される予定と伝えられる。

新型装甲車は10-15人を乗せ、時速80キロで走行可能で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が今年、優先配備を指示した経緯がある。

また、自動射撃制御装置、コンピューターモニターを搭載した北朝鮮の最新型戦車「先軍915」約10台も配備されたという。

中国との国境地帯に装甲戦力が増強された理由について、同筋は「これまで味方だった中国が今後は裏切るかもしれないという不安感があるためだ」と指摘した。

一方、北朝鮮は最近、両江道の白岩郡と大紅湍郡でもそれぞれ装甲歩兵旅団の新設を進めているとされる。

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